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Apr 1, 2012

ねえ、僕のセレンディピティ、このテーマパークはどこかおかしいよ

徐々にスピードアップしていってどんどんと積もっていって、何処かでシンバルがパアーンと鳴って、そこで何かが吹っ切れてああ此処かと。久々の心地で。
それは、明らかに負の感情の沸騰なのだけど、僕には此処だと思った。


バスに乗って皆同じ方を向いて同じ方に向かっているのに、目をつむると自分だけふっと後ろに引っ張られる感覚で、身を委ねるとそのまま遠い空にいて、高いところからぼーっと下を眺めている。
歩き疲れてアスファルトの上で眠る兎は1998年のマフラーの色
君の歩く姿がはっきり見える。
僕は鳥の目で世界を見ている。
風に吹かれて昨日まで行けるよ。
そこでは羽を目一杯、とても心地がいい。


テレビを切ったように僕はバスの中にいて皆と同じ方を向いて、同じ方に向かっている。
隣の女の子が鏡を見ながらあくびをして、日曜島に取り残されたこどもたちが夜を越す。
残酷なテーマにも必ず明日はある。次は朝と決まっている。